名品鑑賞

備州長船彦兵衛尉与三左衛門尉祐定

名品鑑賞

備州長船彦兵衛尉祐定作与三左衛門尉
同国住八木住代
永正十六年二月吉日

打刀として頃合の身巾に重ね厚く姿が良い。
地鉄は板目に小杢を交じえて地景が絡み地沸つく。
刃文は互の目主体に変化を見せ小沸つき足葉しきりに入る。
(与三左衛門53才の時で親との合作は珍しい)
末古刀最上作(備前)

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